世界の伝記(小学館学習漫画人物館)の口コミ その2

           

 

 

世界の伝記 小学館版(学習漫画人物館・外国の偉人)の口コミのご案内を、続けてさせて頂きます。
今回はこちらの声を選びました。

 

 

 

☆「イッキに読める」とか、「まんが」偉人伝、という種類のものは読むのを避けていましたが、この本を読んでから、「漫画の伝記から興味を持って、読書に移行する子もいるのかもしれないなぁ…」と、思うようになりました。

 

まんが担当の梶川卓郎氏の絵もとても素敵です。
また漫画の伝記といえども、小学館らしくちゃんと最後には資料もあり、年表もあり、勉強になります。

 

絵から入るイメージをこのまま引きずってしまいそうな気もしないではないのですが、まずはおおまかに偉人さんの足跡をたどり、その後もっと詳しく読んでみたい!と子供が思ってくれればいいのではないでしょうか?

 

 (シートンより)

 

 

 

☆ファーブル昆虫記は今の子供はまず選ばないかもしれない。
しかし、この本はぜひ読ませておきたい。

 

ファーブルは、幼い頃からの昆虫好きとしての興味を追い続けた。
教師をしながら地道な昆虫研究を重ねる傍ら、
研究に打ち込む費用を稼ぐためにアリザリン(染料)の抽出研究を続け、
その長い間の苦労の結果アリザニンの抽出に成功した。

 

しかし直後に、悲しいニュースが訪れる…そしてまた絶望も…。

 

それでもファーブルは研究を続け、貧しいけれども子だくさんで明るい家庭を築き、やがて昆虫学者の草の根を分けた存在として名声をなしていく。

 

子供のころの夢の追求、努力、挫折をしても家族を大切にして明るく生きていく姿勢。 読めば子供でなくても、ファーブルが大好きになってしまうだろう。

 

 (ファーブルより)

 

 

※引用文は、一部分のみ抜き出させて頂いているものもあります。
また全体の意味が変わらないよう、言葉を変更させて頂いています。
どうぞご了承下さい。

 

 

 

漫画だけではなく、写真や資料等も掲載されていますので、多角面から対象の偉人の人物像を読み取ることができます。

 

また絵柄も魅力的でいきいきと描かれていますので、お子さまだけでなく、大人もいつの間にか伝記の中に入り込み、夢中になってしまうようです。

 

 

シートンもファーブルも決して順風満帆に栄光をつかみ取った人物ではありません。

 

しかし、好きなものへの熱い気持ち、それを忘れずに前に進んで行き、その結果こうして語り継がれる人物になりました。
夢を持つことも、情熱も、生きて行く上での心の支えになります。

 

 

 

世界の伝記 小学館版(学習漫画人物館・外国の偉人)は、諦めないで一歩一歩前に進むことの重要さも、教えてくれる良質の伝記シリーズだと思います。

 

 

 

世界の伝記 小学館版(学習漫画人物館・外国の偉人)、レビュー全文のご確認はこちらからどうぞ

 

ファーブル―虫のことばを聞いた詩人 (小学館版学習まんが人物館)
http://www.ehonnavi.net/ehon00_opinion.asp?no=35648 (絵本ナビ:シートンのレビュー1件)

 

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